kmさんはまだ飯豊に行ったことがないとのことで、yoさんとabさんの4人で再び飯豊詣でをすることとなった。(2015年9月20日~23日)
前回の飯豊連峰大勝利以降、また行きたいと思っていた飯豊だったが、なかなか機会がなく、間が空いてしまった。
目次
飯豊温泉から杁差岳へ(1日目)
私はまだ北股岳に行ったことがなかったため、どうしても北股岳に行きたいということで今回は飯豊温泉から丸森尾根を登り、杁差岳(えぶりさしだけ)→北股岳→大日岳→飯豊本山と縦走し、大嵓尾根(だいぐらおね)を降りて飯豊温泉へ戻るという周回コースにすることとした。
初日はkmさんとyoさんが来られないということで、abさんと二人で飯豊温泉から丸森尾根を登り始めた。
この日は天気が悪く、雨の中での急登となりイキナリげんなりだ。
何も見えない中abさんと言葉少なに登る。
頼母木小屋(たもぎごや)に着く頃には雨が止んでやっと昼飯だ。
この後すぐ杁差岳かと思いきや鉾立峰の登り返しが思いの外キツく、吐きそうになる。
鉾立峰でノビていたら後から来た若者たちもバテていた。
杁差岳山頂に着き、雲の取れてきた飯豊本山方面を他のグループの方々と眺める。
南の会津側から縦走してきたグループの方々の話では縦走中ずっと天気が悪く、今日初めて山容が見られたと喜んでいた。このまま明日北へ向かい、下山するらしい。
杁差小屋で1泊ということで、我々は1階に陣取った。時間が経つに連れて人が増え、1階と2階にちょうど収まるくらいの人となった。
十分なスペースが確保できて快適に眠れるかと思いきや、2階に寝ている人のいびきが凄まじく、小屋が一晩中揺れていた。
小屋泊でもテン泊でも安眠のためにはやはり耳栓が必須だ。
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杁差岳から北股岳へ(2日目)
2日目は日の出とともに起きて朝食を食べ、昨日来た道を南下し始めた。
今日は北股岳でkmさんとyoさんと合流する予定だ。
この日は朝から天気が良く、昨日とは打って変わって快適に歩く。
前回の飯豊の多幸感が思い出されてくる。
紅葉も始まってきており、ひたすら周りの絶景をきょろきょろ見渡しながら歩き続ける。
北股岳に到着し、写真を撮ったりしてだらだらしていると程なくしてkmさんとyoさんが梶川尾根を登ってやってきた。
yoさんの笑い声で一気ににぎやかになる。梶川尾根もなかなかの急登だったらしい。
梅花皮小屋で夕日を見ながら祝宴
休憩して北股岳を降りるとすぐ梅花皮小屋(かいらぎごや)があった。
今日はここで2泊目だ。
連休なので今日は混みそうだ。
2階の最奥に場所を確保し、外で絶景を眺めながら祝宴だ。
小屋からすぐのところで汲める治二清水がめちゃくちゃ美味く、ウイスキーを割るのにも最適だ。
日が落ちるまで絶景と祝杯を堪能した。
(3日目に続く)
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[…] (1~2日目から続く) […]